こけら寿司                                                                     

           古くから高知県東洋町に伝わる、 
            柚子の香り高いお寿司の,こけらすしは、
 
            厳選された東洋町の柚子酢と、野根川の水で育てた米で作っています。

 

焼いた魚の身をほぐし柚子酢に浸し,それを混ぜてすし飯を作ります。
すし桶(四角い箱)に4~5センチの厚さに酢飯を広げ、
その上に  シイタケ ・ ニンジン ・ 薄焼きたまご ・ ニンジンの葉 を彩り良く並べます。

この作業を数回(写真は6段)行い、
重石を置いて数時間置き、桶から抜いて小さく切り分けます。


 
爽やかな柚子の香りいっぱいのお寿司です。

昭和50年頃まで

お祭り 祝い事、結婚式も家でしていましたので、

朝早くから親戚の人たちが集まり皿鉢料理を作りお客をしました。

                              納屋の奥に寿司方のお婆さんがデンと座り酢飯を混ぜ、

                              こけら寿司 姿寿司 巻き寿司 などを作っていきます。

                              煮物や 揚げ物 等それぞれが腕をふるいます。 

                              大きな魚をさばくのは、男性でした。 

                              ハランの飾り切りをするお爺さんもいました。  

                              40センチ近くあるお皿一枚が一人前でした。

                             このお皿に  

                             こけら寿司  姿ずし  巻き寿司  いなりずし 

 お造り  煮物  揚げ物  酢の物 和え物  羊羹  果物 等をふんだんに盛って、完成です。 

                             夕方になるとお客の始まりです。

                            遅くまでしゃべって、飲んで、歌って、太鼓叩いて、踊って。

                            女の人も一緒に楽しんで・・・・


                       残念ですが、昔の話になってしまいました


野根キッチン

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